そうだいなもうそうのこと

夜空に浮かぶ星を見上げていると、つい「宇宙は遠いもの」と思いがちである。しかし、それは間違いだ。目の前全てが宇宙である。いや実は、わたしの体も宇宙である。……なんか、似たようなことを、すでに書いた気もする。

ともあれ、地球上に生きるわたしと宇宙は、まったくきっぱり別のものだと切り離して考えがちだが、そもそも、地球は宇宙産なのだから、地球産のわたしも当然、宇宙の一部としてくくられるだろう。

突然こんなこと言い出すと、このヒト、へんなシューキョーにでもハマったんじゃないかしらと誤解されそうだが、そうではない。「ヒトという生きものの一部としてのわたし」という視点だけではなくて、もう少し視野を広げて、どうせなら宇宙規模まで広げちゃったら、生きるのが楽だな、と思ったのである。

その宇宙の一部で、わたしは、わたしのからだいっぱいを使って、アウトプットしていくのだ。わたしの存在は微細でも、寒空に放つわたしの呼気もつぶやきも、宇宙の仲間入りを果たして、広がっていくのである。

そうだいだー。