隣り合う世界のこと

水と氷に飲まれた世界のとなりに、砂と岩に飲まれた世界がある。気候も風土も食べ物も信じる神も違うのに、ヒトの紡ぐ物語は不思議と似通っているらしい。すべてのものに共通することは、連綿と命をつないで、今、ようやくここにいるという事実だろう、というラクガキです。