毛糸のパンツを作るまでの長い道のりのこと

小さな小さなプラスチック繊維が、我が家から海まで流れて、生態系に影響しているかもしれないという恐怖から、ウールや綿、絹などの衣類を選ぶようになって早数ヶ月。

お店屋さんでタグとにらめっこし続けようやく、家で洗えるウール100%のセーターや、着心地の良い綿100%パジャマを、必要な分買うことができました。

しかしここからなかなか進みません。靴下やズボン、上着など、店頭には自然素材100%と高らかに歌うものが見つからないものも多いのです。

特に一番困っているのは毛糸のパンツ。おなかを温めたいわたしには必須のアイテムなのですが、ウール100%を見つけることができません。冬に大活躍のふわもこグッズは、全てポリエステルやアクリルなのです…。

かなしい。でも、無いものは作れしかない!

ということで、ただ今、毛糸のパンツを編もうとがんばっています。道はまだ、長い…。

キジバトとヒヨドリとのこと

キジバトは、首のあたりに龍の鱗のような綺麗な青い模様をもつ鳥で、いつでもそのへんにいる楽しいおとなりさんです。

ヒヨドリは、ヒーヨと美しく鳴いたかと思えば、ギエーッと恐ろしく鳴いたりするギャップのある鳥で、これまたよく見るおとなりさんです。

キジバトもヒヨドリも、見かけてもそんなにありがたみを感じませんでしたが、他の国ではあまり生息していないと知ったとたん、急に貴重な存在だと思うようになりました。

実は、レアな存在だったのね。

呼ばれるときのこと

準備万端な前日に体調を崩す段取りの時点でうまくいかないなど、自分のやる気と関係なくタイミングが合わないときがあります。

一方で、驚くほどタイミングが良くいときもあります。

自分の範疇を超えているとき、呼ばれてるなあ、と感じ、楽しんでいます。

才能がないならむしろのこと

「才能がある」とは、例えば、初めてのことでもスムーズに成し、練習せずとも出来栄えが良い、というイメージがある。

そういう意味では、わたしには編みものの才能はこれっぽっちもないのだろう。

いつまでも編み目はボコボコ、端はガタガタ。おまけに、なかなか終わらない。

でも、才能がないわたしには、どうして編み目が揃わないのか考えるチャンスがある、ということですな!

つげの櫛を洗うのこと

愛用のつげの櫛を洗う。

そのへんで買った庶民的なお値段の櫛なので、気軽に使い、気さくにお手入れできるところが気に入っている。

ぼうぼうのわたしの毛を整えるのは大変だ。櫛の神さん、いつもありがとう、と言いながらとくと、なんとなくおさまりがよくなる気がする。

焼きリンゴのこと

ガスコンロのグリルで、焼きリンゴを作ってみました。焼きすぎて焦がした部分はあるものの、美味しくできてびっくりしました。

手作りおやつ、うまいです。