書庫整理中のこと

書庫(ARCHIVE)に、この場所で書いたことなどを整理しようと思っています。気軽な気持ちで整理を始めたら、なかなか終わりませんでした。思った以上にたくさんデータが、ある……。せめて「生きもの」は、明日には完成するかしら。

梅ちゃんふくらむのこと

我が家の小さな盆栽の梅ちゃん。ふくふくと実を大きくしています。

観賞用の花梅だった梅ちゃんは、日々語りかけてくるヒトのプレッシャーを受け、今ではすっかり実梅になりました。

ありがとう、梅ちゃん。こんなこともあるのねえ。

続くキャベツのこと

2月のおわり、収穫を終えたキャベツから、小さな芽が出ているのに気がついた。

可愛らしいのと、もう一度食べられるかもという下心もあってほかっておいたら。

今ではこんなにわさわさしています。

頼もしい。

見せてくれたカラスのこと

カラスが口いっぱいに何かをくわえて降りてきた。

「何持ってるの」と聞くと、逃げるでなく、ぐいっとこちらを向いてくれた。たぶん、見せてくれたのだと思う。固そうな黒パンだった。そんな大物をどこで手に入れたのか。今日はいい日だね。でも、おなかだけはこわさないように。

物語がつくるわたしのこと

わたしは何でできているか。このうち、心の面では、歌と物語が占める割合も大きいだろう。子どもの頃は、絵本はもちろん、テレビから得たものも大きい。ビデオやテープで何度も流し、飽きずにくりかえし歌ったので、今でも歌詞を違わずに朗々と歌うことができる歌もある。物語の中で学んだこと、教えてくれたものは、意識せずとも、確かにわたしに積み重なっている。

小さい頃の風景のこと

公園で遊ぶたくさんのヒトビトを見て、なんだか懐かしい気持ちになりました。

木々のある広い空間で、遊んだり、走ったり、自転車に乗ったり、お弁当を食べたり、植物を観察したり、犬と戯れたり。たくさんの人たちが、緑溢れる景色のなかで、家族や友達と思い思いに過ごしている光景は良いなあと思います。

こういうの、わたしの小さい頃にも見た気がする。

本日の煮込み料理のこと

手間がかからず、ぐつぐつ煮込む音も良く、食べて美味しい煮込み料理が好みです。

本日は、手羽元とゴボウとダイコンとポン酢でさっぱり煮を作りました。

トマト煮込みとか、ブリ大根とか、シチューとか、大鍋料理を美味しく作れると、素敵よねえ。

大きな川のそばに暮らすのこと

毛越寺と中尊寺からの帰り際、平泉駅前をぶらぶらと散歩していたとき、「かつて北上川が溢れ、ここまで水がきました」という趣旨の金属製のモニュメントが建っていた。うろ覚えなので違う場所だったかもしれないが、「ここまで水がきました」という位置が、首をぐっと上に向けて見上げなければいけないほど高所で、心底びびったことはよく覚えている。それは東日本大震災ではなく、もっと前の台風による水害の影響だったが、そのことをちゃんと覚えておかなきゃという街の人の意思を感じて、さすがだと思った。

わたしも大きな川のそばに、好んで暮らしている。忘れそうになるけれど、大きな川とともに暮らすのなら、水害はいつでも起こるものとして、付き合っていかなければ。