羽化の謎のこと

本日、アゲハの蛹のふたりめが、無事に羽化しました。

ひとりめと同じように、庭のバラの木のてっぺんで、羽根を広げているところを発見しました。

小さなバスケットに入れた蛹が、今日からっぽになっていたので、たぶんあの子は、ローズマリーの木で蛹をつくり、わたしが不用意に落として保護した子だと思われます。

ふたりとも、羽を乾かす場所は庭で一番高いバラの木のてっぺんだったのが、とても不思議でなりません。日当たりもよく、捕食者も少ない絶好の場所だというのはわかりますが、蛹があった場所からは結構離れているのです。

羽化後のよれよれした状態で、アリやクモなどが待ち構える地上を歩くなんてデンジャラス極まります。

だとすると、蛹の直近でとりあえず羽根を広げておいて、ある程度飛べる状態になってからバラの木まで飛んでいったのかしら?

ひとりめと同じバラの木で羽根を乾かそうと決めたのは、たまたまかしら。不知火さん(柑橘系)はバラの下にいたので、幼虫の頃からバラを見上げていたりしたのかしら。

謎はつきません。