チャートの地層のこと

近所にチャートの地層がある。

子どもの頃に遠足で見に行った際、響きが面白くて妙に記憶に残った岩石だ。

木曽川河畔のチャートを見に行く機会があったので、改めてチャートについて学び直してみた。

地学を学んでいた頃散々お世話になった本「日本の地質5中部地方Ⅱ(共立出版株式会社)」によると、この地域のチャートは主に赤色で、最下部付近では黒色、上部は緑色・灰色の部分も見られ、三畳紀中期からジュラ紀古世前期の放散虫の化石が発見されているそうな。なるほど。

チャートの色の違いについてWebで調べると、生物の大絶滅に関わるなどの情報が出てくるが、もちろん諸説あり、結局現在でもよくわからないらしい。

いずれにせよ、2億年前の地層が近所にあるなんて、それだけで十分すごい。