何年かぶりのエレクトーンのこと

何年かぶりでエレクトーンを弾きました。

すっかり埃をかぶり、物置がわりになっていたエレクトーン。そうとは知らずについ先日、久々に掃除をしたばかりでした。

意図せず何かがつながっている気がします。

今夜、私に必要なほうじ茶のこと

昔から、温かい飲み物が好きです。

もちろん冷たい飲み物も好きですが、食事のときは熱いお茶を飲んで育ったので、お茶系は温かい方をよく飲んでいます。

とはいえ、寝る前に温かいお茶を飲むという習慣はなく、喉が渇いたときを除き、寝る前にわざわざお茶を入れることはありません。

でも今夜、私にはほうじ茶が必要でした。

くさくさした気分が、ほうじ茶の香りでほっこりしました。

ありがとう、ほうじ茶。

芽が出ている!のこと

ドングリを植木鉢に植えたら芽が出てきました。

ドングリから根っこが出ているところも、苗くらいの大きさになったところも見たことがありますが、こんな絵に描いたような芽が出ているところは初めて見ました。

最初、ちゃっと信じられなくて二度見しちゃった。

ベランダでのご対面のこと

夜、雨戸を閉めるため窓を開けると、ゴキブリ様が待機されていました。

普段お見かけしない場所でしたし、結構立派なお姿だったので、ちょっと驚きました。

ちょうどゴキブリの勉強を始めたばかり。腐葉土に住まうモリチャバネゴキブリさんにお会いし、嬉しくなったところでした。

なので、帰宅後すぐに家のゴキブリさんに出会えて嬉しい、うれ、しい、うれしい、です。でもやっぱり、まだちょっと、緊張します。

緊張していたので、片言で「どうされました?」と声をかけてみました。相手方に、特に動きはありません。出会った時とまったく同じ場所に同じ姿勢で佇んでいらっしゃいます。

ここはベランダの片隅。食糧を保管することも飲食することもないため、飲食目的ではなく、雨宿りのために訪れたのだろうと推測しました。

甲虫やチョウなどがベランダに紛れ込んだときは、相手方にとってごはんとなるものもない場所ですから、庭に向かって誘導しますが、未だ雨が降る中で、柔らかい体を放り投げるわけにもいきません。

考えあぐねたあげく、そのまま雨戸を閉めました。

明日の朝も同じ場所にいたら、どうしよう。

土の硬さの違いのこと

今日も、サツマイモを掘りました。

昨日は、不耕起5年目で雑草や果樹に囲まれた生き物いっぱいの畑。

今日は、雑草は全て引っこ抜き、作物を植えるごとに耕し続けた畑。

ふたつの畑の違いはたくさんありますが、今日は土の硬さの違いを思い知りました。スコップを土に差し入れたときの感覚が違うのです。昨日は足を添えればさっくり軽く入っていたのに、今日は上に乗って飛び跳ねてもなかなか奥まで入りません。

「耕すことで土がやわらかくなる」というのは先入観にすぎず、ヒトではなく土壌生物たちにお任せした方がずっといい感じの土になっていると実感しました。

サツマイモを掘るのこと

本日、サツマイモを収穫しました。

数も大きさも、今までで一番のお芋たちが掘り出せました。

さらに嬉しかったのが、土中のミミズ様たちの生きが大変良かったこと。お元気そうで何よりです。

もみがらの灰で油脂をとるのこと

筆作りにおいてもみがらの灰で動物の毛についた油脂をとるという工程がある。実際にやってみたら、確かに毛の手触りが変わった気がする。

せっかくなので、もみがらの灰のどの部分がどんなふうに油脂分に作用しているのか簡単に理解したいと思ったが、ぱっと検索したくらいではさっぱりわからなかった。

身近なものであればあるほど、原理がなんだかよくわからないってことが多い気がする。

バッタを手で掴むのこと

おなかの大きなオオカマキリのために、ごはんとなるバッタをとらねばなりません。もちろん、カマキリのごはんはバッタでなくても良いのかもしれません。でも、バッタの仲間が一番掴みやすいのです。手で。

素早く飛び跳ねるバッタを手でとらえるなんて無理、と思っていた時期もありました。しかし、虫取り網から取り出そうともたついている間に、バッタは草の影にするりと入り込み、見失うことが多発しました。結局、素手でぱっとつかまえたほうが、いろいろ楽ちんだったのです。

逃げないように、しかし傷つけないようにという力加減はなかなか難しく、やわく握りすぎると、指と指の間で長い足をぐいーっと伸ばし、すぐに飛んでいってしまいます。その力の強いこと。

脚力が程々のバッタでも、雑食の場合は、がじがじ肉にかじりつく口をお持ちですから、指に齧り付かれて痛い思いをすることもあります。

バッタにも、いろいろあって、面白いです。