四〇にして隠居すのこと

わたしの尊敬する人に、伊藤若冲という人がいます。言わずと知れた江戸時代の超有名絵師ですね。

絵はもちろん、その生き方にも強い憧れを抱いています。とくに、家業の青物問屋を四〇で弟に家督を譲るまで勤め上げ、絵の道に入ったところ。それから、あの凄まじいまでの絵やほんわかふんわりした絵を描いたこと。

わたしも、このまま凡々と生きていられるのなら、遅くとも四〇で隠居して、新たな道へ歩み出したい。そんな風に思います。

ちなみに、一番好きな若冲の絵は葡萄図です。