梅ちゃんと、自分を信じる気持ちのこと

今年の梅ちゃんは、アブラムシにもめげずぐんぐんと枝をのばし、いつのまにか身長が2倍になりました。すごいよ、梅ちゃん。

風雨や乾燥でいくつか実を落としましたが、今までで一番丸くふくふくした美しい実を残してくれました。ありがとう、梅ちゃん。

その実があまりに立派で、いつ収穫すればいいのかわからず、「収穫時期になったら教えてね」と気軽な気持ちで声をかけました。しかし、同時に「わたしに梅ちゃんの声がわかるのか?」と不安になりました。

最近は、植物でも虫でも鳥でも、道ゆくいきものたちに気が向いたら「おはよー」とあいさつをしていますが、いきものたちからのリアクションを感じ取れているわけではありません。あまつさえ、テレパシー的なものをキャッチする能力が開花したわけでもありません。せっかく梅ちゃんが「今!」と教えてくれても、わたしにそれを感じるちからがなければ意味がないのです。気軽に声をかけすぎたかな、と少し反省しました。

そして数日後。なんと、わかったのです、ちゃんと。

梅ちゃんを見た瞬間に「あ!今が収穫のときだ!」とピンときたのですね。それが本当かどうかはわかりませんが、無事に収穫させていただき、本日塩漬けにしました。

信じる気持ちが大事。