モンシロチョウさんのこと

畑で収穫したブロッコリーを洗っていたら、シンクの片隅に緑色のヘタのようなものがありました。片付けようと指でつまむと、ぶにゅりという感触。予想外の感触に「ぎええっ」と叫んでしまいましたが、なんてことはありません。ブロッコリーに紛れて寒さをしのいでいたモンシロチョウさんの幼虫だったのですね。

我が家では、畑からお連れしてしまった幼虫さんなどは、とりあえず庭のキャベツの成れの果てさんに移動していただいております。この日も、幼虫さんをやさしくつまみなおして庭へ移動していただきました。

はじめ、結構思いきりぶにゅりとつかんでしまったので、傷ついていないか心配だったのですが、少し経ってから様子をうかがうと、元気にもりもりキャベツを召し上がっておりました。よかった……。

ちなみに、モンシロチョウは暖かい時期に、「卵→幼虫→さなぎ→成虫」というサイクルを何度も繰り返して、命をつないでいるそうです。てっきり、春生まれた子が産んだ卵は、次の春に孵化するのだと思っていたのでびっくりです。そう言われれば、モンシロチョウは春も夏も秋も元気に飛び回っていたな〜。

さすがに寒すぎる今の時期の幼虫は、今年最後の子かもしれませんね。