届くと信じて歌うのこと

入院している家族が手術をする日。

コロナ禍のため立ち合いできる人数に制限があり、わたしは病院には行かずに待っていることになりました。

「祈る」以外にできることなどないとは思いながらも、ちょうど手術が始まる時間になったとき、わたしにも何かできることがあればやってみよう、と思いました。

思いついたのが、歌。

物理的な距離を超えて、なにかが届いたらいいなと想像しながら、即興で歌を歌うことにしました。自分が満足するまで歌い、あとは「がんばれ!」と改めて声に出しました。

その後、手術が無事にすんだという知らせが来て、一安心。

入院していた家族は、無事退院できることになりそうです。よかった〜。