そっと触れ合い、もどるのこと

見上げるほどの大きな木がたくさんある中で暮らしたいと、常々思っています。大木を下から見上げると、周りの木と枝先が互いに少しだけ触れ合うような距離を保ちつつ、行きすぎたら戻るという余裕を感じます。

領土争いに長けた強者が勝つという見方だけでは到底なしえない大きな体を持ち、他の生きものの糧にもなりつつ元気に生きるということはできないんじゃないかしら。