大気の海を漂うのこと

街路灯のぽっかり明るい空間のなかで不規則に舞う雪を見ていたら、液体の中でかき混ぜられた粒子を連想し、今更ながら大気は「空っぽ」じゃないということを思い出した。

わたしたちも大気の海を毎日泳いでいたのだな。

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