今年も梅を漬けました。今日は「小梅」です。
天日に干さないので、正確には「梅の塩漬け」ですが、我が家では昔から「梅干し」と呼んでいます。
我が家の梅干しは、香りも良く、味も美味しいのはもちろんのこと、1年間家族のお腹を助けてくれる、欠かせない存在でもあります。
水にさらしたり、こまめにヘタをとったり、ツボを熱湯消毒したり、梅と塩を交互に入れたり。こうした作業のひとつひとつが、楽しくてしかたありません。
今年もおいしい梅干しになりますように。
今年も梅を漬けました。今日は「小梅」です。
天日に干さないので、正確には「梅の塩漬け」ですが、我が家では昔から「梅干し」と呼んでいます。
我が家の梅干しは、香りも良く、味も美味しいのはもちろんのこと、1年間家族のお腹を助けてくれる、欠かせない存在でもあります。
水にさらしたり、こまめにヘタをとったり、ツボを熱湯消毒したり、梅と塩を交互に入れたり。こうした作業のひとつひとつが、楽しくてしかたありません。
今年もおいしい梅干しになりますように。
まだうまく言葉にできず、まとまりのないラクガキです。
つい先日、「何もしない方が保たれる均衡」と格好つけて書きましたが、たった5日間で状況はがらりと変わりました。
アゲハの幼虫たちは、今ではその全てが黄緑色のボディとなり、食欲が凄まじくなりました。不知火さん(柑橘系)の柔らかい葉のほとんどを食べつくし、枝先が骨のように露出している箇所も少なくありません。
「やっぱりこのままじゃ不知火さんが丸ハゲになっちゃう〜」と内心焦り始めた頃、いろいろと事件が起こりました。
雨が降りしきる中、ふと庭を見ると、不知火さんの鉢の前に、ぽってりとしたお腹のアマガエルさんが座っていました。
うちの庭でアマガエルさんを見たのは、これが初めて。来訪に喜びつつも、お腹の大きさが気になります。よーく見ると、その口からは黄緑色の何かが飛び出していました。
そう、アゲハの幼虫です。
どうやらアマガエルさんは、鉢の上まで飛び上がり、ふくふく太った幼虫を捕まえて、地面に降りてきたところのようです。ただし、幼虫の大きさが自分の身長とほぼ同じくらい大きく、飲み込みきれずにいるようでした。
そのうち飲み込むだろうと思っていましたが、驚くことに6時間後も口から幼虫が飛びだしたまま庭におり、夜には、いずこかへ去ってしまっていました。
ちゃんと飲み込めたから去っていったのでしょうけれど、長時間開けっ放しになっていた口や喉は大丈夫だったんでしょうか。心配です。
アマガエルさんが幼虫を飲み込みきれずに休んでいた頃、同じ不知火さんの鉢の縁をぐるぐると回るアゲハの幼虫を発見しました。
今までアゲハの幼虫が不知火さんから降りてくるのを見たことはありません。たぶん、アマガエルさんが別の幼虫に食らいついたときの衝撃で、鉢の縁に振り落とされてしまったのでしょう。
元いた場所に帰ろうとしているのでしょうが、実際は、円形の縁の上をひたすらぐるぐる回っているだけです。もし視覚や嗅覚が発達していれば、馴染んだ木や葉の色や形、においを頼りに、木の幹のある鉢の内側に降りたり、手近な枝に手を伸ばしたりするはずですが、そうした行動も見られません。歩き疲れてへとへとになった幼虫は、縁から落ちそうになりながらも、鉢の内側にへばりつき、そのまま蛹になってしまいました。
他の幼虫の大きさと比べると、蛹になるには早すぎるような気がします。でも、危険や体力の限界を感じたら、適齢期でなくとも、蛹になることもできるということが分かりました。
このまま弱って死んでしまうのかと儚く思っていましたが、偵察のために乗っかってきたアリを、蛹のままブンブンと動いて振り払う元気の良さを見せてくれました。よかっただよ。
アマガエルの他にも、庭には素敵なニホントカゲさん(常駐)や、子育て中のスズメさんなどがいらっしゃいますので、ぷくぷくでふわふわな幼虫(中には柑橘系のジュースがたっぷり)は、魅力的なご馳走だと思われます。
こうした方々に狙われたのか、はたまた降りしきる雨にうたれたのかわかりませんが、気がつけば不知火さんから落ちて地面をウロウロ歩いている幼虫を発見するようになりました。
増えすぎれば、何かしらが起こるということを、目の当たりにしております。
夢中になって読んでいたお話を、本日読み終わりました。ふたつに分かれていたものが、新しいひとつに戻るお話で、今見えている世にとても合っていると思いました。読めてよかった。
本日もラクガキです。いろいろなヒトを描きたい気持ちです。
大樹の幹に設置された図書館は、どなたでもご利用いただけます。
ただし、書物や図画の劣化及び損傷を防ぐため、以下のとおりご協力をお願いいたします。
我が家の不知火さん(柑橘系)の葉上で、ただいま14匹(たぶん)のアゲハの幼虫が暮らしています。うち2匹は黄緑色のボディにまで育ち、その他は未だ鳥のフンのような姿のままです。
鉢植えの不知火さんが去年よりひとまわり大きくなり、葉も花も例年にないほど豊富につけてくれていたので、どうせ剪定するのなら、アゲハの幼虫たちに葉を食べてもらっても同じだろうと、今年は放っておいたのです。
「鉢植えで、10匹を超えるアゲハの幼虫を養うなんて無理!」「不知火さんが丸裸になっちゃう〜」と懸念していましたが、不知火さんは未だ丸裸にならず、むしろ例年より少し多いくらいの葉の量を保っているので不思議です。バランスは、こちらが思うよりもはるかに絶妙に保たれるのですねえ。
そもそもチョウは、子供がすくすく育ちそうな環境を見つけて卵を生みに来るそうなので、「こんなに葉っぱが少ないのに幼虫を養うのは無理よ〜。無茶なことはやめて〜。」とアゲハさんに抗議していた去年のわたしに、ぜひとも伝えてあげたいです。
知るって、大事だ。
歳を重ねたヒトがチャーミングに微笑むところを描きたいなと思いました。
歳を重ねたヒトって魅力的です。
もちろん、生まれたての赤ちゃんも魅力的です。
ならば、その間を生きる、ほどほどの歳のヒトも魅力的なはずです。