樹皮がドラゴンの鱗に見えるのこと

クスノキやマツ、ナラなど、ごつごつと分かれた樹皮がドラゴンの鱗のように見えるため、「龍さん」と呼びかけうっとりと見上げることがしばしばあります。

先日も、神社の奥にひっそりと佇むムクノキの樹皮が逆立つ鱗のように見え、どーんと大きなドラゴンが聳え立っているようでした。あまりの格好良さに痺れました。幼い頃からファンタジー系ゲームに熱中し、すくすく大人になった甲斐があるというものです。

こういう大きな木は、恐れ多いので触らないようにし、下からうっとり見上げるだけにしています。仮にわたしが龍だったら、体温の高い手で急にべたべた触られたり抱きつかれたりするの、いやだものね。ほどよい距離感が大事。