父の畑で育てた大根のこと

父は、町から家庭菜園用の小さな畑を借りている。ブロック分けされた区画はお世辞にも広いとは言えないし、お隣さんの区画とも面しているから、自然農のように雑草たちを生やしっぱなしにはできないが、父は毎日こまごまと世話をやきに行っている。

無農薬・無化学肥料で育てた野菜たちは、どれも特別美味しい。

本日は、父の畑でとれた大根をおでんとして食べた。大根は、ほろほろと繊維がほどけるほど柔らかい食感で、味もしみしみ。さらに大根自体の味もぐっとして、格別にうまかった。

今日のおでんは、地元のちょっと良い練り物を入れて、地元の結構良い冷酒と一緒にいただいたのだ。

内側から幸せが溢れ出してきた。