遅かったのこと

今朝も日の出に飛び立つ小鳥たちを見るため、ダッシュでベランダへ。

時刻は午前6時30分。少し暗いが、思いのほか空が青い。昨日もこうだったかしらと首をかしげていると、家のそばからスズメが一羽、屋根に飛び上がった。昨日と同じだ!カラスの美声も響く。よしよし。

しかし、いくら待っても鳥たちの一団が来ない。ざわめくようなおしゃべりの音も聞こえない。じっと待つこと10分に見たのは、昨日とは逆方向へ飛んでいった数羽の小鳥くらい。

おかしいな、と暦を見ると、本日の日の出時刻は午前6時21分と書いてあった。

単純に、遅かっただけのようだ。

日の出からの世界の変わり様は、本当に一瞬の出来事なんだなあ。